●百か日とライブハウス
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あがた森魚:噫無情(レ・ミゼラブル) 「踊ろうかー」「踊りましょー」 |
晴れ。
百か日の法要の為、職場を夕方に早退して自宅へ。その後、今池にとんぼ返りしてライブハウス「TOKUZO」で行なわれたあがた森魚さんのライブに行く。
オープニングアクトは大阪のバンド「夕凪」。女性ボーカルをフロントに従えた5人。骨太なんだけど不思議な浮遊感がある音。どこか'70年代の、まだ「J-POP」なんてしゃらくさい呼び名が無かった頃のバンドの香りがする。ひと回りして昨今の「音響系」ともちょっとリンクした感じ。面白かった。
近々リリースされる、高田渡氏のトリビュートアルバムに参加されたそうだ。名作アルバム「ごあいさつ」に収録された曲を様々なアーティストがカヴァーしているらしい。今回のステージでも、彼等がカヴァーした「おなじみの短い手紙」を演奏。このアルバムもちょっと楽しみ。
一時間程の夕凪のステージの後に、あがた森魚氏の登場。今回はサポートにムーンライダーズの武川雅寛、通称「くじら」氏のサポートだ。くじらさんはバイオリン、マンドリン、ギター、トランペット、コーラス、口笛(笑) と、マルチプレイヤーっぷりを発揮。付き合いの古いお二人だから、それはもうそこに二人が居るだけで「世界確立」ですよ。That's all, but ENOUGH!って感じです。(以下小声:…後半にサポートとして登場したエレキとパーカッションの二人は、個人的にはtoo muchだったかな……。)
メモとか取らずに惹き込まれて聞いていたので、覚えているかぎりのリストはこんな感じ。いとしの第六惑星、最后のダンス・ステップ、小さな喫茶店、手品のわるつ、赤色エレジー、空飛ぶ理科教室、佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど、大寒町 等々。もちろん最新作「ギネオベルデ」からも。新旧取り混ぜたあがたワールドたっぷり2時間、堪能しました。「語るように歌う」ってのはあがたさんみたいな人の事を指すんだろうな。
終盤のMCでのくじらさんとの会話で「かしぶち君が早く良くなるとイイね」と前置きして歌われた「リラのホテル」は本当に素敵だった。大好きな曲だ。(捕足:「リラのホテル」を作曲したのがムーンライダーズのドラマーかしぶちてつろう氏。現在療養中。(←理由のオフィシャルな発表は未だ無いのですが「腰」との噂)。はたして来週からのライダーズのツアーはどうなる?)
右の写真は自室の魔窟から発掘された「永遠の遠国の歌」アナログ盤。
あ、思い出した。当日のMCでやっぱり高田渡さんの話も。
あがた氏:「昔、雑誌『ヤングギター』(注:今のヤングギター誌はすっかりヘヴィ・メタル専門誌になっているのだが、当時はフォークソングの雑誌だったのですよ。)にエッセイを連載していたんだ。蒲田の街とか歩いて、その風景写真と一緒にエッセイを書いていたんだけど、毎月写真を撮ってくれたのが渡なんだよね。なんで渡だったのか、今となっては覚えていないんだけど。たぶん仲間内で唯一一眼レフのカメラを持っていたからだと思うんだけどね。」
くじら氏:「多分ライカとか持ってたんだと思うよ。」
あがた氏:「そうそう。で、あいつ酔っぱらって映画館でそのカメラ盗まれたりしてさ(笑)」
昔から呑んでたんだなー、渡さん(笑)。 その写真や原稿って、シンコーミュージックの倉庫に残ってたりするんでしょうか? せめてバックナンバーでもいいから、読んでみたいなぁ。
